凱旋門賞、残念でしたね。
違うタイプの4頭が出走しているのでもしかしたら…と
淡い希望を抱いていたんですが…。
直前から降り続けている雨の影響で馬場はビシャビシャ。
深い芝に脚を入れたら水たまり…想像するだけでも力のいりそうな馬場( ;∀;)。
レースはタイトルホルダーの逃げから始まりました。
ディープボンドは前寄りの好位置、ステイフーリッシュは外枠の影響で
中団の外目。ドウデュースはスタートは良いように見えたんですが、
ニエル賞のように後方に待機。
フォルスストレートでは各々ポジションをキープしてましたが最後の直線に入ると
次第に脚色が悪くなり皆ズルズルと後退…。
ドウデュースに至ってはまったく走れてない様子でした( ;∀;)。
日本勢で一番早くゴールしたのはタイトルホルダーですが11着…。
スタミナのいるタフな馬場の影響をまともに受けたレースでした。
こんな道悪でさぞやタイムも酷かったんだろうと思ったのですが
昨年よりも約2秒早い2分35秒台。意外でした。
どこかの記事で読んだことがあるのですが
最後のスパートにかける瞬発力勝負の日本のレースと違い、
欧州のレースはスタミナ勝負で、一定の速度をキープして走り切るパターン。
前述したようなハードな馬場はほぼ避けては通れないので
日本馬には相当辛いと思います。
2400mが3000~3200mぐらい走ったような感じを受けるのかもしれませんね。
エルコンドルパサー、オルフェーブルが2着と好走したのはひとえに馬そのものが
欧州馬と引けを取らない怪物だったのかもしれません。
(ディープインパクトは失格…)
欧州で勝つなら欧州で馬を購入して現地で育て上げるか、
エルコンドルパサーのように本番の随分前から欧州に在厩させるしか
方法が無いんでしょうかね…?
これだけ日本馬が欧州の馬場に合わないのがわかってるならなぜ凱旋門にこだわる?
他にBCとかドバイがあるのに不思議なもんです。
日本馬の初制覇というのをどこまでも追いかけたい意図は十分わかりますが
好きな馬がロンシャンで惨敗する姿を正直見るに忍びません( ;∀;)。
やっぱ馬主はロマンを求めちゃう崇高な方々なんでしょうかね?